

積立預金にはメリットはないのかというと、保険と決定的に違うのは、途中で解約したときのお金です。学資保険は、途中で解約した際には、支払った保険料をかなり下回るお金しか戻ってこないこともあります。高校入試などで予想していた以上にお金がかかった場合に、保険を解約しようと思う方などは要注意です。積立預金は、現在の低金利下においては、利息で大もうけするのは不可能ですが、解約しても元金を割ることはないのです。高校入学後にお金を貯め始めるとすれば、銀行や郵便局で毎月貯金するよりほかありません。普通預金口座から、毎月一定額を自動引き落としで積立預金にまわすことも可能です。最後に頼れるのは自己資金ということを念頭におき、早くから少しでも貯めておく習慣も、教育資金においては大切なことなのです。
[参考サイト]
学資保険市場ホームページ
http://gakushi.hokende.com/
> 学資保険の詳細
日本においては、再保険会社の数が少なく特殊な分野ですので、あまり知られていませんが、再保険会社が果たす役割は大きく、つきつめてみれば、「家計のバランスシート」→「損保会社のバランスシート」→「再保険会社のバランスシート」というように、家計のバランスシートの安定にも寄与しています。このように家計の保険は保険会社が引き受け、保険会社は再保険会社に保険をかけ、保険制度の安定がはがられています。さて、それではそもそも保険の定義とはなんでしょうか?法律上(商法)の規定を見てみましょう。そこでは、損害保険と生命保険に分けて記述されています。
商法第629条損害保険
損害保険契約は当事者のー方が偶然なる一定の事故によりて生ずることあるべき損害を補填することを約し相手方がこれにその報酬を与うることを約するによりてその効力を生ず。
商法第673条生命保険
生命保険契約は当事者の一方が相手方又は第三者の生死に関し一定の金額を支払うべきことを約し相手方がこれにその報酬を与うることを約するによりてその効力を生ず。
法律の条文は何度読んでもスッキリ理解できる文章ではありません。これと反対にフランスの哲学者アランの『定義集』こ興味深い2つの定義があります。「賭け」が、みんなが持ち寄った金を特定の1人を幸福にするために使うのに対し、「保険」はみんなが持ち寄った金を誰もが不幸にならないようにするために使う「宝くじが保険の反対である」とは、思わず唸ってしまう見事な説明です。これは保険の真理ですし、相互扶助という保険哲学の根幹です。「保険はお守り」と言われるセールストークよりも、「賭けの反対」と説明されたほうが、保険が何であるかと実感が湧きますよね。
保険業法の改正以来、商品の自由競争は顕著で、一時期は毎月のように新商品が販売されていました。その商品の内容を見ていると、「後出しジャンケンの法則」が顕著に当てはまります。保険会社は他社の商品を研究しながら、それに打ち勝つべくよりよい商品開発を行なうため、「後出しジャンケン」狙いになります。その「後出し」の特長は、たとえば、「特約が増える」(保険金不払い騒動の要因にもなってしまいましたが)、「補償内容が充実している」など、先行商品よりも加入者に有利なものが加わっています。自動車保険(※チューリッヒさんのサイトを参考)は1年更新ですし、損害保険会社を変えても等級に影響はありませんから、よりよい商品を求めて、毎年保険会社を変えるという方法もあります。もちろん変更のたびに、申込書の記入が必要ですし、保険料の比較検討などの手間はかかります。医療保険でも後出しジャンケンの法則は成り立つのですが、保険契約が1年更新でなく、年齢や健康状態によっては他契約をすることが賢明ではない場合もあるので、新規に加入する場合に新商品に注目する必要はあっても、自動車保険のように毎年保険会社を変えることは現実的ではありません。問題は、損保の後出しジャンケンのような情報をどこから得る、つまり販売チャンネルをどこにするか、です。複数の損害保険会社を扱う乗合代理店は増えていますが、まだまだ多くは専属代理店ですし、自動車保険の選択の実態は、専属代理店経由かインターネット経由かのいずれかでしょう。どれが後出しジャンケンであるかを示唆してくれる代理店選びが、これからの保険商品選びの最大のポイントなのです。
[参考サイト]
自動車保険比較の自動車保険市場
auto.hokende.com/
> 自動車保険へ